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次に、驚くことに棹の継ぎ手の見えない細工部分と参りましょう】

継ぎ手の部分は

合わさる

このような工合にジョイントされておりましたね。

その上図画面左側のアップですが、臍(ほぞ…溝が掘れている…)に金具が埋め込んであります。

下図の金色(黄色)部分です。

ひえ〜〜!\(@@)/と、またおどろきましょう!

継ぎ手のアップです

  

なぜこのように手の込んだことをするのでしょうか。

弾力性のある「木」と堅い「金属」とを用いることで『しっくりフィット』の工合を増しています。

そして、「しっくりフィット」のみならず、臍に入る方の「木」の部分は、分解収納している間に、押し付けられて引き締った突起部分の弾力が復活するのです。

「おしゃれ」と思いませんか?金具も各種使用されています。

日本人の名人芸はまだまだ有ります。

そして、このページは熱心に勉強しているうちにどんどんと深みにはまってゆくのでした。

りますえ!………つづく

びっくりのおまけを見たい人どーぞ

この文章までスクロールして見ていただいた方にスペシャル特別大サービス。

複雑で描くのに苦労したおまけのコーナー

さらに、つなぎ部分のその構造は、高級品になって行くにつれて、ち密さを増して行くのです。

「継ぎ手」の平行に合わさる部分に下図(わかりますよね?)のような凸凹のガイドが彫られてて、

相手方は反対の形で、各々が0.1ミリの狂いも有りません。

情熱の芸術品とても呼べば良いのでしょうか?

  

そして、このページは熱心に勉強しているうちにどんどんと深みにはまってゆくのでした。

次も驚いてみようもうひとつ三味線の構造のお話をいたしましょう。

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